見直される「薪と炭」 

雑誌 選択 2011.12月号の表題のコラムを要約してみました。

東日本大震災の後、寒い被災地で夜を照らし、暖めていたのは、瓦礫を燃やす火だった。 

いま、薪と炭の需要が増えている。電力に依存せぬ自衛策として、
また、原初的な暖かさを求める手段として。 
この古い「地産地消型熱源」は、今「木質バイオマス」という新たな装いもしている。

「柴」「薪」「炭」は、使い勝手が違う。 「柴」は森林内に落ちている小枝や、
「ひこばえ」を集めたもの。古来、森林の土地所有権とは別に、拾い集めることが黙認、
あるいは別の権利となっていた。

「薪」は丸太を割って表面積の大きい燃えやすい形に変え、さらに乾燥させて熱効率を高めている。
販売するともなれば、原料の入手に始まり、適当な長さに切り、長期の乾燥をするための資本の調達、
輸送と小売という、生産流通の過程を整える必要がある。
 

「炭」は薪をさらに高次加工し、原木を炭窯で焼き、揮発成分を飛ばし、生木を
ほぼ純粋な炭素の固まりに転換する。

このところ、都市部を含め、暖房に薪ストーブを使う人が増えている。
薪を使うと三度温まるという。木を伐採して運びだすとき、薪割りに汗を流し、
最後にストーブで燃やすとき。 炎を眺め、木のはぜる音を聞き、輻射熱を体で受け止める。
不便を楽しむことが贅沢だ。

木質燃料を使う現代的意味は、それが有限な化石燃料ではなく、森に由来するからだ。
森は太陽エネルギーによって、炭素(木材)を蓄積し、持続的にエネルギーを供給してくれる
恵みの空間となる。
さらには地産地消が実現でき、1万2千キロも離れた中東から運ばれる石油より、地球への
負担が少ない。 薪ストーブは、森の恵みや地域のエネルギー自給を実感する入り口になり得る。


実際に、自治体内の暖房や電力をチップボイラーやペレットストーブなどの木質バイオマスによって
供給し、エネルギー自給に努める町や村が東北や北海道に現れている。 地元の森林資源を
活用することで、石油代金として流出していた消費を地域内に循環させ、同時に雇用を創出する
経済政策なのだ。

<要約終わり>

この対極にあるのが、核爆発エネルギーを使う原子力発電。 反原発を主張するだけでなく、
「小さなところから、コツコツ」と、森林の荒廃も防げて、省電力にもなる木質系燃料の有効活用を

本年は、具体的に進めたいと思っています。 森林伐採ボランティアっていうか、森林整備に参加して、
対価を薪でもらう・・・・炭にする・・・なんて循環を検討したかったのですが、

とりあえず、東北の森林には、放射能の問題もあり、迂闊に着手できないかも?
木質系燃料(薪、炭)を有効利用できるツールの開発からすすめたい、と思っています。

2012年の抱負といったところ。



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